経済産業省がまとめた1~9月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は1兆7105億2308万3000円で前年同期比4・9%増となった。自動車用タイヤは生産・金額ともに前年実績を上回ったほか、ゴムホースや工業用ゴム製品も生産・金額とも増加した。主要なゴム製品が前年を上回ったことで、ゴム製品出荷は堅調に推移している。
自動車用タイヤの1~9月の生産本数は、1099万本で同1・4%増となった。内訳はトラック・バス用が784万9000本で同1・0%増、乗用車用が8222万3000本で同1・8%増、小型トラック用は1615万4000本で同0・8%増、二輪自動車用が268万1000本で同6・1%減、特殊車両用が106万95814996本で同2・0%増となり、二輪自動車用以外のタイヤ全てが前年同期実績を上回った。
出荷金額は8854億4782万5000円で同6・9%増。内訳はトラック・バス用が1883億6593万2000円で同3・2%増、乗用車用は4144億355万7000円で同4・7%増、小型トラック用は1020億3599万7000円で同2・2%増などとなっている。
国内自動車生産台数は前年並みで推移しているものの、国内ではSUVや軽自動車など新型車の販売が堅調だ。また、輸出向けは、中国では政府が今年7月から輸入車関税
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