昭和ホールディングスの2019年3月期第2四半期連結決算は、売上高が67億4010万円で前年同期比0・6%増、営業利益は8億7324万円で同12・0%減、経常利益は6億470万円(前年同期は45億5496万円の損失)、四半期純損失は9875万円(前年同期は31億7658万円の損失)となった。
セグメントのうち、ゴム事業は、売上高が8億6118万円で同19・3%増、セグメント損失は5409万円(前年同期は1億655万円の損失)となった。日本国内では、機械設備向けのゴム部品部門は低調だったが、ゴムライニング防食施工で現地工事における早期対応など他社との差別化が奏功し、補修案件・大型案件の受注が増えた。海外では、ベトナム、インドネシア、モンゴルなどで進出のための活動を継続した。今後は、新たな5ヵ年計画として発表したアクセルプランⅢ「再発進」に基づき、特にアジア地域での売上の拡大を図る。
2019年3月期の連結業績予想については、同社グルーなどによる収益上ぶれ要因の情報収集・検討が必要な状況で、現時点では適切な予想をすることが困難なことから、業績予想の公表を差し控えている。