日本ゴム工業会・統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた7~9月のゴムライニング生産実績によると、国内・輸出を合わせた生産は114・2tで前年同期比1・4%減となり、前四半期のプラスからマイナスに転じた。
主力の化学工業用は紙パルプを含むその他が前年同期を下回ったものの、ソーダ工業用途が大幅な増加となり、全体でも前年同期を上回った。その他用全体では水処理装置、大気汚染および水処理を除く電力、その他が前年同期を上回った。他の用途では、鉱山・非鉄金属用が大幅増となったが、車両・船舶用、鉄鋼用、食品工業用は前年同期を下回った。
内訳を見ると、化学工業用は37・3tで同10・4%増。3四半期前ぶりの増加。
鉄鋼用は4・7tで