西川ゴム工業の2019年3月期第2四半期連結決算は、売上高が478億4800万円で同8・0%増、営業利益が34億7600万円で同7・3%減、経常利益が39億400万円で同14・0%減、純利益が25億5300万円(前年同期は7億5900万円の損失)となった。
事業別にみると、国内は一部受注の増加などにより増収となったものの、自然災害の影響などにより減益となった。その結果、売上高が259億6600万円で同17・5%増、営業利益が13億5700万円で同17・3%減となった。
北米は米国における自動車生産台数の減少などにより、売上高が140億5200万円で同5・0%減、営業利益が3億9700万円で同14・2%減だった。
東アジアでは、中国での自動車生産台数が増加したことなどにより増収となったものの、環境規制強化の対応などにより減益となった。その結果、売上高が63億8300万円で同9・4%増、営業利益が4億3000万円で同20・1%減となった。
東南アジアについては、タイ、インドネシアともに自動車生産台数が増加したことなどで、売上高が50億5000万円で同12・9%増、営業利益が13億200万円で同25・6%増だった。
通期業績予想については、第2四半期の業績動向に加え、北米地域の販売予想が前回予想を下回る見込みのほか、原油価格上昇に伴う原材料の動向および北米地域、東アジア地域における新車立ち上げ準備費用の増加などにより、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに下方修正した。
その結果、売上高が966億円で同0・4%増、営業利益が69億円で同19・1%減、経常利益が79億円で同17・3%減、当期純利益が51億円で102・4%増を見込んでいる。
全文:約745文字