日本ゴムホース工業会がまとめた2018年1~9月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は2万8559tで前年同期比4・9%増、出荷金額は1056億8200万円で同3・4%増となり、数量・金額とも前年実績を上回った。
生産量全体の3分の2を占める自動車用は、国内自動車生産は前年並みで推移しているものの、輸出が中国やアセアンなどアジア向けが堅調に伸びており、生産、金額とも増加した。高圧用も主要業界の建機や工作機械向けの需要は依然として旺盛で、生産、金額は増加基調が続いている。その他用については土木工事向けを中心に使われる編上ホース、送水用ホースは災害等による需要増もあり、生産は前年同期を上回った。
品種別に見ると、自動車用は生産量が1万8296tで同2・1%増、金額は794億
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