F1へタイヤ提供を継続 ピレリが契約を4年延長

2018年11月26日

ゴムタイムス社

 ピレリは11月25日、2019年に満了する国際自動車連盟(FIA)との現行契約を4年間延長し、2020~2023年もF1世界選手権グローバルタイヤパートナーを継続し、引き続きF1単独タイヤサプライヤーを務めると発表した。

 F1の運営を統括するフォーミュラ・ワン・マネージメント(FOM)と同社は、F1からの要望に全面的に対応することで合意し、2021年から施行予定の18インチタイヤ導入を含む新テクニカルレギュレーションへ向けて活動することを改めて確認した。

 同社のマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ・ ヴァイスプレジデント兼CEOは「今回の合意によって、2011年以降13シーズンに渡りタイヤサプライヤーを務めることになる。F1はモータースポーツの頂点であり、今後もその位置付けは変わらないだろう。モータースポーツを最先端の技術的研究拠点かつ開発ラボと位置付ける当社にとって、F1は完璧な環境で、世界で注目されるプレステージ&プレミアムカーに装着され、最高クラスの性能、サステナビリティ、安全性を提供する当社の乗用車用ウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤにとっての理想的なショーケースとなっている」とコメントしている。

 

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