ショーワグローブは12月3日、指先感覚とスベリにくさに優れた機能を持つニトリルゴム製オールコート手袋「No・378ニトローブW(ダブリュー)」を12月に発売すると発表した。
一つ目の指先感覚については、ニトロ―ブWは、従来と異なる視点から設計・開発された手型(手袋を作成する際に使用する「型」)由来の手袋形状を用いることで、手によくフィットし細かな作業もスムーズに行うことができるため、余計な力が入らず長時間の作業でも快適に着用できる。
2つ目の機能のスベリにくさについては、発泡ニトリルゴムを手のひらにコーティングしているので、水や油の付いたものもスベらず、しっかり掴むことができる。たとえばホタテなどの二枚貝の殻むきや、工具を使用する漁船のメンテナンス作業も安心して行うことが可能。手からモノがスベり落ちる危険が軽減されることから、作業者の集中力も大幅アップし、作業効率の向上が期待できる。
また、同製品は油に強く摩耗強度にも優れたニトリルゴムをコーティングしている。さらに、負荷のかかりやすい指先から手のひらまではWコート(二重のコーティング)を施した。ブルーとブラックのツートンカラーがWコートの目印となっている。
「ニトローブW」はS~Lサイズが全長29cm、XLサイズが全長30cmで色はブルー。60双(10双×6)入り。材質は樹脂部が合成ゴム(ニトリルゴム)、繊維部がポリエステル、ナイロンとなっている。なお、Sサイズの発売は2019年2月を予定している。