豊田合成は12月4日、インドネシアにおける安全規制強化を背景とするエアバッグの大幅な需要拡大などに対応するため、「豊田合成インドネシア」を設立すると発表した。
同社の工場は、顧客である現地の日系カーメーカーの近隣(西ジャワ州カラワン県)に設立、2019年2月に着工し、2020年11月からエアバッグなどの自動車部品を供給する予定。
同社はインドネシア共和国西ジャワ州カラワン県に所在。資本金は2200万米ドル。生産品目はセーフティシステム製品(各種エアバッグ)、機能部品(燃料系部品等)で、面積は土地が5万㎡、建屋が2万㎡。投資額は約45億円(2025年度まで)。同社ではエアバッグを中心とするセーフティシステム製品を重点事業と位置づけ、今後も生産体制をグローバルに強化していくとしている。