住友理工は12月5日、東京ビッグサイトで12月12日~14日に開催される第3回[高性能]建材・住設EXPOに同社の販売子会社、住理工商事が化粧型枠「モールドスター」を出展すると発表した。
ブースで展示する「モールドスター」は、建築物のコンクリート表面に直接意匠を施すことができる化粧型枠。コンクリート打設と同時にデザイン性の高い意匠・色彩を付加することで、建物の外装を個性的かつ美しく彩れる。2008年4月に建築基準法第12条に基づく特殊建築物の定期報告制度が改正され、タイル外壁などにおいては、竣工後10年を超えている建物の定期的な外壁全面打診調査が義務化。「モールドスター」によって意匠が施された壁面は、タイルなど外壁材の剥落リスクがなく、同検査が不要なため、施主やビルオーナーの負担軽減に貢献する。
なお、[高性能]建材・住設EXPOは、建築総合展の住宅・ビル・施設Week内の展示会として開催される、高性能な建材や住宅設備に特化した展示会。昨年は工務店や設計事務所、総合建設業者、ハウスメーカーなどの建築関係者約2万3000人が会場を訪れた。