12月3~7日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はほぼ全面安の展開となり、前週末比で5社が上昇、26社が下落した。12月7日のゴム平均は、前週末比50円45銭安の1968円84銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位がオカモトで同3・35%高、2位が豊田合成の同2・43%高、3位が相模ゴム工業の同2・14%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同52円安の4548円と反落、住友ゴム工業が同50円安の1467円と続落、横浜ゴムが同57円安の2319円と反落、東洋ゴム工業が同111円安の1682円と反落した。
自動車用ゴムでは、豊田合成が同53円高の2238円と続伸した。
合成ゴムでは、JSRが同80円安の1737円と反落、日本ゼオンが同105円安の1049円と反落した。
産業用ゴムでは、櫻護謨が同30円安の5570円と続落した。
その他では、オカモトが同200円高の6170円と続伸した。オカモトは11月7日、発行済株式総数(自己株式を除く)の1・04%にあたる20万株を上限とする自己株式取得を実施すると発表した。これら株主還元策が好感され、同社の株価は先月から上昇局面にある。先週は一時6200円を付けるなど6000円台で推移した。
[/hidepost]
全文:約558文字