豊田合成は12月12日、同社の「グリップセンサー付きハンドル」が平成30年度中部科学技術センター顕彰において奨励賞を受賞し、表彰式が12月11日に名古屋栄ビルディング(名古屋市東区)で行われたと発表した。
同顕彰は、地域産業の発展と技術振興に顕著な実績を挙げた企業の技術者などを表彰する制度。
同社の「グリップセンサー付きハンドル」は、グリップ部に内蔵したセンサーにより、ドライバーがハンドルを握っているかどうかを高い精度で検知できる。自動運転車では、緊急時に運転の主導権を人にスムーズに移行できるよう、クルマがドライバーの状態を把握する機能が求められるため、今後の普及が見込まれることが評価された。