【新年インタビュー】ゴム連合 石塚宏幸委員長

2019年01月01日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

中小単組の支援体制を強化

ゴム連合 石塚宏幸委員長


 

 昨年9月に開催されたゴム連合の2018年定期大会で中央執行委員長に選出された石塚宏幸氏。横浜ゴム労組の茨城支部長や本部の副委員長などを歴任してきた石塚委員長に注力していく活動や今年の抱負などを聞いた。

◇就任にあたって。

 横浜ゴム労組の茨城支部の執行委員になったのが1994年。その後1998年から副支部長、2004年に書記長、2006年から2014年まで支部長を経験し、2014年から昨年まで横浜ゴム本部の副委員長として活動してきた。

 このように、ゴム連合の中央執行委員を経験することなく委員長に選ばれたので、就任直後は日々の業務で精いっぱいの状況だった。ただ、横浜ゴム労組の委員長を始め、各タイヤメーカー労組の委員長など様々な方から「支えるよ」と言葉をかけてもらい心強く感じている。

◇委員長就任後の活動は。

 各地の単組や北海道、東北、中四国、九州の地域協議会を訪問して生の声を聞いてきた。その中で、今年度はすべての中小単組を訪れ、単組の執行委員や組合員と顔と顔を合わせ、ヒザとヒザを突き合わせて話し合い、単組の要望や意見を聞いていきたい。そうした交流の中で得たニーズをゴム連合の政策にフィードバックしていく。まずは中小単組との信頼関係の構築が大切だと思っている。

◇単組に求めることは。

 ゴム連合は単組の主体性を尊重するということを基本姿勢として持っている。大規模な単組の多くは主体性を持ちながら活動できると思うが、中小単組の多くは専従もいない限られた時間で活動を行っているので、難しい面がある。その

全文:約1312文字

関連キーワード: ·