東亞合成は12月14日、名古屋工場の一部の敷地から土壌汚染対策法の基準を上回る特定有害物質が検出されたと発表した。
現状は遊休地となっている同工場の一部の敷地で土壌と地下水を計36点採取して調査したところ、2点から基準の3・9~5・0倍のクロロエチレンが、1点から基準の2・2倍のシス―1,2―ジクロロエチレンが、8点から基準の1・1~1・6倍のひ素とその化合物が、15点から基準の1・0~4・0倍のふっ素とその化合物が、30点から基準の1・1~22倍の鉛とその化合物が、1点から基準の3・8倍のシス―1,2―ジクロロエチレンが検出された。
同社は調査結果を名古屋市に報告し、市の指導を仰ぎながら適切な対応を実施することにしている。