JSRは12月17日、取引先の遵守を希望する6つの分野における36項目を網羅した「JSRグループCSR調達方針」を制定したと発表した。
近年のサプライチェーンのグローバル化に伴い、強制労働、児童労働、環境破壊、地球温暖化、企業不祥事等の問題が発生し、不買運動や改善要求が起きるようになり、企業活動にも大きな影響が出始めている。
同社はこのような状況を踏まえ、CSRサプライチェーンマネジメントを発展させることが、取引先と同社グループの相互繁栄につながるとの考えのもと、公正な企業活動、人権・労働、環境保全、安全衛生、情報セキュリティなどに配慮を求めたCSR調達方針の制定を行い、取引先に明示することが必要と判断したもの。
今後、順次取引先に配布を行い、趣旨の理解、賛同と実践を得られるよう働きかけを継続していくとしている。