横浜ゴムは12月17日、愛知県で2019年6月2日に開催される「第70回全国植樹祭」に協賛し、協賛金50万円を提供したと発表した。
愛知県には同社の新城工場および新城南工場があり、環境・社会貢献の一環として伝統的な植樹祭に協力することを決定した。同植樹祭への協力は同社の平塚製造所が立地する神奈川県で開催した「第61回全国植樹祭」に続き2回目。今回の協賛に関して11月28日に愛知県農林水産部農林基盤局より感謝状が贈呈された。
全国植樹祭は、公益社団法人国土緑化推進機構と開催地の都道府県が共催する国土緑化運動の中心的行事。1950年(第21回大会から全国植樹祭に名称変更)に初開催して以来、各都道府県において毎年春季に開催。天皇皇后両陛下の御臨席を賜るとともに、県内外から多くの人が参加し、式典行事や記念植樹が行われている。
同社は環境や生物多様性の保全、地域貢献などを目的として、2007年11月からグローバルな植樹活動「YOKOHAMA千年の杜」を推進している。自社内での活動だけでなく、そのノウハウを広く社会に役立ててるため、行政や学校、企業、福祉団体などが行う植樹や生物多様性保全活動に自前で育てた苗木の提供や従業員のボランティア参加などを通じて協力している。この一環として新城工場でも外部活動への協力を積極的に展開しており、これまで愛知県で行われた様々な植樹活動を中心に15万本以上の苗木を提供している。