■ 新年インタビュー
40周年記念式典を開催へ
商品展示会の実施も検討
中部工業用ゴム製品卸商業組合 加藤已千彦理事長
ゴム産業に貢献するために様々な研修事業を活発に推進している中部工業用ゴム製品卸商業組合。昨年理事長に就任した加藤已千彦氏に、CGSビジネス・ミッションなどの組合活動、各種研修事業並びに今後の課題、方針などを聞いた。
◆18年の組合活動を振り返って
理事長に就任して、まだ1年目なので、現状を踏襲する形で、組合活動を進めてきた。ビジネスマナー研修や営業社員研修などの研修事業も前年度から引き続き行っている。一昨年から開催している社員交流会には約100名が参加し、同業者と情報交換ができると好評を博した。一昨年はビアホール、昨年は屋外でのバーベキュー、今年はライブハウスで開催したが、今後も趣向を変えながら、続けていきたいと考えている。
また、毎年恒例となっているビジネス・ミッションもタイとカンボジアで実施した。
◆CGSビジネス・ミッションについて
グローバル経済への変化に組合企業が対応するため、組合員有志で昨年11月20日から24日の5日間にわたり第14回CGSビジネス・ミッション「タイとカンボジア視察研修」を実施した。
同ビジネス・ミッションは組合員企業の代表者ら総勢22名で編成され、最初にタイ・バンコクのローカル企業を視察し、その後カンボジア・アンコールワットなどの観光などを行った。
タイでは、ゴムと樹脂のメーカーである「PIインダストリー」、「福井鋲螺のタイ工場」と特徴のある現地企業2社を見学することができた。生産方法や開発状況などの質問が出るなど参加者も興味を持って視察ができ、有意義な時間となった。
今後については、東南アジアへの視察は結構行きつくした感がある。今後は、国内も含めビジネスミッションを考え直さないといけないと考えている。
国内では、九州や北