GfKジャパンは12月26日、2018年11月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、11月の販売本数は前年同月比7%減、販売金額は同3%減となり、いずれも6ヵ月ぶりに前年を下回った。
夏タイヤの販売本数が3%増であった一方、冬タイヤは同11%減となった。北日本での降雪期が例年よりも遅れていることが影響したとみられる。この結果、タイヤ全体に占める冬タイヤの販売本数構成比は68%と、前年同期から4%ポイント減少した。
主要サイズの販売が前年割れとなる中、205/60/16が本数前年比2%増と伸長した。また、軽トールワゴンの人気を受けて、主に同車種の上級グレードに装着される165/55/15が本数前年比32%増と大きく伸びた。
自動車タイヤの税抜き平均価格は同4%増となり、5ヵ月連続で上昇した。