日本ベルト工業会がまとめた11月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で2234tで前月同月並みだった。うち内需は1785tで前年同月比3%増で3ヵ月ぶりに増加に転じ、輸出は449tで同11%減と6ヵ月ぶりに減少に転じた。
品種別のコンベヤベルトは1231tで同3%増で前月に続き増加した。内訳は、内需は同12%増、輸出は同16%減となり、内需は7ヵ月ぶりに増加、輸出は6ヵ月ぶりに減少した。
伝動ベルトは1002tで同4%減。内需は同5%減、輸出は同3%増だった。内訳は歯付ベルトは同5%減、V・ファンベルトが5%減、その他ベルトは同14%増。
伝動ベルトの輸出は、歯付ベルトが同5%減、Vファンベルトが同14%減、その他が同90%増と伸びトータルでは同3%増となった。
1~11月累計では、ゴムベルト生産量合計は2万4404tで前年同期並みとなった。内需は1万8236tで同4%減、輸出は6168tで同12%増となった。
11月の樹脂ベルト生産量は13万2715㎡で同36%増となった。
品種別ではPVCが2万225㎡で同20%増、ポリウレタンが8万9697㎡で同35%増、その他が2万2793㎡で同63%増となった。
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