三井・デュポンポリケミカルは1月8日、千葉工場の高圧ポリエチレン製造施設で昨年11月に発生した火災の続報を発表し、推定される火災の発生箇所と物的被害を明らかにした。
それによると、火災の発生箇所は反応器の下流に位置する配管の機器接続部で、エチレンガスが漏れ火災が発生したものと推定されている。
また、物的被害については、ポリエチレン重合設備で火災の発生箇所の配管やケーブルなどに損傷があり、補修が必要となっている。
この火災は、昨年11月30日の午後に発生し、5時間30分後に鎮火が確認され、消防と同社が原因究明を進めている。人的被害はなく、ポリエチレン重合設備以外の設備では物的被害はなかった。