住友ゴム工業は1月11日、大型バスに求められる耐偏摩耗性能や低燃費性能を向上させたバス用リブタイヤであるダンロップ「エナセーブSP138」を3月1日から発売すると発表した。
近年、高速路線バスの利用客増加や訪日外国人の増加に伴い、大型バスの需要は高まりを見せており、バス用タイヤにはローテーション回数を減らす省メンテナンス性や輸送コストに影響する低燃費性能が一層求められている。
今回発売する同製品は、ビード構造の強化や高拘束力ベルトの採用、リブ形状の変更などにより、大型バスに適したトレッド形状を実現することで耐偏摩耗性能を高めた。さらに同社独自の新材料開発技術であるアドバンスド4Dナノデザインにより開発した、ゴム内部の発熱を抑制するS.A.微粒子カーボンⅣを採用することで低燃費性能を従来汎用品比で10%向上させた。
同製品の発売サイズは2サイズ、価格はオープン。