バンドー化学は1月16日、一般財団法人省エネルギーセンターが主催し、省エネルギー性に優れた製品やビジネスモデルなどを表彰する平成30年度「省エネ大賞」(製品・ビジネスモデル部門)において、独自開発した平ベルト駆動システム「HFD(ハイパーフラットドライブシステム)」の高い省エネルギー性が評価され、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したと発表した。
同製品は、平成25年度「省エネ大賞」で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しており、今回で2度目の受賞となった。前回受賞時は、モータの適用容量範囲が2.2~22kWだったが、新たにモータ容量2.2kW未満に対応の小型HFD、モータ容量30~75kWまで対応の大型HFDの開発や、使用環境の悪いクーリングタワー用のHFDを開発し、ラインナップの拡充によって、幅広い産業機械の省エネへの貢献したことが高く評価された。
同賞の受賞式は、1月30日(水)10時15分から東京ビッグサイトで開催されるENEX2019「第43回地球環境とエネルギーの調和展」で行われる予定で、同製品は、ENEX2019展示会場内アワードコーナーで見ることができる。
同社グループは従来から事業活動で使用するエネルギーの削減や省エネ製品の開発等、環境にやさしい事業活動を推進している。今後もHFDシステムのさらなる普及を図り、産業機械の省エネに貢献していくとしている。
HFDシステム デバイス (左から小型、中型、大型)
クーリングタワーに取り付けたHFDシステム (空研工業株式会社 写真提供)
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