自動車用品小売業協会(APARA)がまとめた2018年の会員企業(オートバックスやイエローハットなど)4社(約1440店)の売上高は前年比2・0%増の4043億6237万4000円となり、3年連続で前年実績を上回った。月別では、売上高が前年同月を下回ったのは5月と11月の2ヵ月だけで、降雪の影響で、1月、12月は2ケタ増となるなど好調だった。また、18年の1店舗当たりの平均客単価は7531円で、前年の7136円に比べて395円上昇するなど、18年はおおむね良好に推移した1年といえるだろう。
2018年の売上高のうち、タイヤ部門は1014億9725万1000円で前年比2・2%増で、こちらも3年連続のプラスとなっている。
タイヤ部門を月別にみると、1月は本州の南側を通過する南岸低気圧の影響で、関東地方を中心に大雪に見舞われるなど、各地で降雪があった影響から、冬タイヤの需要が大きく伸長した