住友ゴム工業は1月24日、都内でダンロップモーターサイクル用タイヤ「スポーツマックスQ4」と「TT100GPラジアル」の2新商品発表会を開催した。
増田栄一執行役員・タイヤ国内リプレイス営業本部長らが出席した。
発表会の前に、増田本部長は19年度から国内の二輪販売事業はタイヤ国内リプレイス営業本部で企画運営することになったと説明し、「19年は住友ゴム110周年で節目の年。昨年同様、安心と安全を届ける会社として様々な活動を展開していく。この節目の年に四輪タイヤ事業だけではなく、二輪タイヤ事業においてもさらに注力していく」と抱負を述べた。
スポーツマックスQ4は、同社の米国拠点で開発されたモーターサイクル用タイヤとして、初めて日本に導入されるハイパースポーツラジアルタイヤ。
同タイヤのコンセプトについては、タイヤ国内リプレイス営業本部販売企画部課長代理の村尾亘氏は「スポーツマックスQ4は、国内で開発したαー13SPと同じカテゴリーの位置づけ」とし、「スポーツマックスQ4は日本国内て長年開発され続けているαシリーズとはハンドリング特性が大きく異なり、サーキットユーザーのボリュームゾーンへのさらなるテコ入れとなるタイヤだ」と解説した。同タイヤは公道走行可能な、サーキットタイヤ対応になっていることも特長だ。