日本ベルト工業会がまとめた12月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で2138tで前月同月比1%増だった。うち内需は1790tで前年同月比12%増で2ヵ月連続で増加し、輸出は348tで同31%減と2ヵ月連続で減少した。
品種別のコンベヤベルトは1141tで同横ばいで前月の増加から前年同月並みとなった。内訳は、内需は同23%増、輸出は同47%減となり、内需は2ヵ月連続で増加、輸出は2ヵ月連続で減少した。
伝動ベルトは997tで同3%増。内需は同2%増、輸出は同13%増だった。内訳は歯付ベルトは同6%増、V・ファンベルトが3%増、その他ベルトは同2%増。
伝動ベルトの輸出は、歯付ベルトが同22%増、Vファンベルトが同横ばい、その他が同29%増と伸びトータルでは同13%増となった。
1~12月累計では、ゴムベルト生産量合計は2万6541tで前年横ばいとなった。内需は2万25tで同2%減、輸出は6516tで同8%増となった。
12月の樹脂ベルト生産量は8万9294㎡で同9%減となった。
品種別ではPVCが1万4133㎡で同21%減、ポリウレタンが6万6332㎡で同5%減、その他が8829㎡で同12%減となった。
全文:約523文字