日本ゴム工業会・ゴム板部会がまとめた1~12月のゴム板の生産・出荷実績によると、合計生産量は2万140tで前年同期比1・9%増、出荷量は2万240tで同4・3%増となった。
ゴム板は、自動車を始め半導体関連、土木関連など幅広い産業分野に使われるため、「景気のバロメーター」と言われ、景気が良いとゴム板の生産量・出荷量も増える傾向にある。その中で、18年の国内経済はおおむね良好に推移し、18年のゴム板の生産量は2年連続、出荷量は3年連続で前年実績を上回った。
生産の内訳はプレス製品が1万9913tで同2・4%増、その他が227tで同29・6%減。出荷の内訳はプレス製品が1万9960tで同4・4%増、その他280tで同4・0%減。
ゴム板生産の推移を四半期ごとに見ると、1~3月の生産量は4923tで同1・2%増、出荷量は5002tで同0・1%増
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