タイヤ生産5千万本突破 TOYO TIREの米工場

2019年01月29日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは1月29日、米国タイヤ製造子会社「トーヨータイヤ・ノースアメリカ・マニュファクチャリング(以下「TNA」)で生産するタイヤ本数が累計5000万本を突破したと発表した。

 TNAは、2005年12月に同社グループの北米タイヤ製造拠点として操業を開始した。高度に自動化された当社独自のタイヤ製造工法「A.T.O.M.」によって生産された高品質なタイヤは、ライトトラック用の大口径タイヤを中心に、北米アフターマーケットのみならず、自動車メーカーの新車装着用タイヤにおいても本格的な大型ピックアップトラックやSUVに採用されている。

 同社は、これまで、北米市場におけるライトトラック用タイヤの需要拡大に対応するため段階的にTNAの生産能力を増強してきた。累計生産本数は2016年に3000万本、2017年には4000万本を突破している。TNAは現在、第5期能力増強を進めており、今年4月には年産120万本(乗用車用タイヤ換算)の増産設備が稼働を開始する予定となっている。

 なお、累計生産本数5000万本目のタイヤは、同社がNITTOブランドで販売するライトトラック用タイヤ「リッジ・グラップラー」で、アグレッシブなルックスとオンロードでの静粛性を兼ね備えた性能は高い評価を得ている。タイヤサイズは35×12・50R20LT125Q・12PR(日本未発売品)。

 

5000万本目のタイヤ・TNA

5000万本目のタイヤ・TNA

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