豊田合成は1月29日、自動車の内外装部品を生産する瀬戸工場に液化天然ガス(LNG)設備を導入したと発表した。
加熱・冷却設備のエネルギーを灯油からLNGと電気に切り替えることで、同工場での二酸化炭素(CO2)総排出量の12%に相当する年間約800t削減する。
同社は、2050年を見据えた長期の環境計画「TG2050 環境チャレンジ」で、二酸化炭素排出を極小化する目標を掲げている。その実現に向けて、2020年度までに二酸化炭素の年間排出量を12年度比で2万6000t削減することを目指しており、その一環でエネルギーを転換した。
同社は、今後も全事業活動を通じて環境保全に取り組んでいくとしている。