横浜ゴムは1月29日、快適性と安全性を両立させたパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けのハイウェイテレーンタイヤ「ジオランダーX―CV」を4月1日から発売すると発表し、神奈川県の箱根大観山で試乗会を開催した。
このタイヤは、輸入車に代表されるモノコック構造の中・大型SUV向けの製品で、従来品のパラダ・スペックXに比べウェット制動性能を8%向上させ、ロードノイズを23%、転がり抵抗を3%低減させている。発売サイズは18~22インチの計17サイズ。
これまで輸入車のSUV用タイヤは上級グレードのハイインチの選択肢が少なく、こうした車のユーザーのニーズが運動性能重視と快適性能重視に二分されていると同社は分析し、後者の乗り心地を重視するユーザーをターゲットに今回の製品を開発した。
同社消費財製品企画部の小島弘行タスクリーダーは「M+S(マッド&スノー)を付与するが、快適性を犠牲にしていない」と説明し、