大阪ゴム工業会の新年賀詞交換会が1月28日、大阪市北区梅田のザ・リッツ・カールトン大阪4階「ザ・ボールルーム」で盛大に開催された。
西部ゴム商組や関西ゴム技術研修所、日本ゴム協会関西支部などの関連団体代表はじめ、大阪ゴム工業会会員企業のトップら93人が顔を揃えた。
冒頭、年頭のあいさつで新田元庸会長は「昨年の関西地域は大阪北部地震や豪雨、台風など災害の多い年だった。ただ、日本ゴム工業会が1月に発表した昨年の新ゴム消費量は前年比103%となった。また企業業績も恵まれ、ゴム業界は比較的順調な1年になったと思う」と振り返り、「年末に開催が決定した2025年大阪万博の経済効果は2兆円ともいわれ、東京五輪後の経済の起爆剤になってほしい」と期待を示した。
また、新田会長は、工業会会員が今後果たす役割について、工業会の青経会のクリスマス会で話した「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さ(深さ)を知る」のことわざを引用し、「『されど空の青さ(深さ)を知る』が持つ意味の通り、たとえ景気の荒波が