19年の総需要は横ばい カー黒協が見通し発表

2019年02月12日

ゴムタイムス社

 カーボンブラック協会がこのほど発表した2019年のカーボンブラック総需要(内需と輸出合計)見通しは、78万1703tで18年実績見込み比0・1%減と、ほぼ横ばいの予想となった。

 今年の国内自動車生産が前年比横ばい、タイヤ生産が前年比1%減と予測されていることを受け、今年のカーボンブラック需要もほぼ前年並みになると予測した。

 ゴム用需要については、今年の自動車タイヤの国内総需要が前年比0・6%減と前年を割り込むとの予測から、タイヤ向けの需要を18年実績見込み比0・6%減の52万9605tと予想した。

 ベルトやホースなどの工業品が中心の一般ゴムに関しては、一般ゴム生産が前年比1・4%増になるとの予測から、一般ゴム向けの需要見通しを18年実績見込み比1・4%増の15万7098tと見込んでいる。

 これらに非ゴム向け同0・1%増の3万7000トンを合わせると、内需合計は同0・1%減の72万3703t

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