住友ゴム工業はスバルが開催する「ゲレンデタクシー2019」の全車両にダンロップの乗用車用スタッドレスタイヤ「ウィンターマックス 02」およびSUV用の「ウィンターマックス SJ8」を供給することを発表した。
ゲレンデタクシーとは、通常は車で走ることのできないスキー場ゲレンデ内で、リフトの代わりにスバルのSUVシリーズに乗車し、ゲレンデを駆け上がることで、その優れた雪上走行性能を体験できるイベント。
今年は長野県の栂池高原スキー場と、エコバレースキー場、新潟の苗場スキー場を会場に1月下旬から2月中旬にかけて実施する。
2月9日~11日はエコバレースキー場で開催され、通常のリフトよりも搭乗者の列が続くなど、イベントは大いに賑わっていた。
今シーズンからは、スバルのSUV車に、ダンロップの「ウインターマックス」シリーズが装着され、条件が厳しいスキー場斜面の走行を足元から支えた。
ゲレンデタクシーが走行するコースは、アイスバーンの上に雪が積もった全長約1キロにもなる長距離で、スキー場だけに斜度も大きく、スタッドレスタイヤには厳しい条件のコースだったが、ゲレンデタクシーは斜面を不安なく駆け上がっていた。
ゲレンデタクシーを運転した全日本ラリーなどに参戦中の鎌田卓麻選手は、ダンロップのタイヤについて「ウインターマックスは総合力が高いと感じている。ユーザーニーズも総合力を求めている傾向があり、ダンロップの方向性と合致していると感じる」と話し、日頃のダンロップのモータスポーツへの貢献に感謝を述べた。また、乗車したユーザーからは、スパイクタイヤを履いているのかと聞かれることが多いが「普通に市販されているタイヤを装着しているだけ」と答えると驚かれると話していた。
タイヤ国内リプレイス営業本部販売企画部の角屋眞実子課長は、一日に300名以上の利用が