東海カーボンは2月14日、東京都港区の本社で開催した決算説明会の中で、2021年度を最終年度とする3ヵ年の新中期経営計画「T―2021」を発表した。
新中計は、①収益基盤の強化、②成長機会の拡大、③連結ガバナンス体制構築の3点を基本方針とし、最終年度である21年12月期の数値目標として、①売上3800億円、②営業利益1130億円、③ROS30%を掲げた。
長坂一社長は、新中計で「炭素で社会を支えるグローバル企業のスタート」をスローガンに掲げた。
新中計の重点施策には、①電極事業の安定的キャッシュフロー創出、②カーボンブラック内外拠点の一体化運営、③ファインカーボン事業の収益モデルの再構築、④成長分野へ500億円投資、