タイヤ堅調も営業減益 ブリヂストン18年12月期

2019年02月15日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンの2018年12月期の連結決算は、売上高が3兆6501億1100万円で前期比0・2%増、営業利益は4027億3200万円で同3・9%減、経常利益は3811億3200万円で同4・9%減、当期純利益は2916億4200万円で同1・2%増となった。
 セグメント別では、タイヤ部門は売上高が3兆514億円で同1%増、営業利益は3939億円で同2%増となった。中南米の通貨安の影響を受けたが、高インチタイヤやORRタイヤ、高付加価値タイヤの販売が伸び、増益となった。
 多角化部門は売上高が6187億円で同1%減、営業利益は89億円で同72%減。ソリューションを軸とした事業再構築のための一時的な費用が発生し、前年を下回る業績となった。
 地域別では、日本は、売上高が1兆1705億円で同2%増、営業利益は1535億円で同4%減となった。米州は、売上高が1兆7582億円で同1%減、営業利益は1778億円で同5%減となった。欧州・ロシア・中近東・アフリカは、売上高が5961億円で同6%増、営業利益は110億円で同19%減となった。中国・アジア・大洋州は、売上高が6338億円で同2%減、営業利益は567億円で同10%減となった。
 2019年12月期の連結業績予想は、売上高が3兆6900億円で前期比1・1%増、営業利益は4100億円で同1・8%増、経常利益は4000億円で同5・0%増、当期純利益は3000億円で同2・9%増を見込んでいる。

 

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