日本ロール製造(東京都江戸川区、青木要助社長)の機械ロール事業部は、プラスチック加工機械をはじめ、タイヤなどのゴムを混練するゴム機械、金属圧延機械、二次電池加工機械などの製造・販売を行っている。
同事業部が製造・販売するプラスチック・ゴム加工機械は、カレンダーロールをはじめ、ミキシングロール、インテンシブミキサー、ストレーナなど多岐に渡る。
30年9月期の機械ロール事業部の需要動向については、売上、利益とも厳しい環境だったが、「プラスチック・ゴム加工機械ではゴムの加工機械の動きが良く、カレンダーロールの需要が伸びた」(同社)という。
現在、海外拠点を構ええる日系メーカーに輸出することが多く、売上の国内外比率は海外が6割、国内が4割の構成になっている。国内の最近の動向では新設ラインに納入するケースは少なくなってきており、プラスチック、ゴム加工機械の専門メーカーとして国内シャアを大きく占める同事業部にとって、修理やメンテナンス、オーバーフォールの需要は引き続き伸びている状況だ。
今後も、「お客様が困らないようにすぐに駆けつけ