GfKジャパンは2月20日、2019年1月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、1月の販売本数は前年同月比19%減、販売金額も同19%減となり、いずれも前月の増加から減少に転じ、前年の販売を大きく割り込んだ。
夏タイヤは同2%増と微増であったが、降雪が少なかったこともあり、冬タイヤは同36%減となった。このためタイヤ全体に占める冬タイヤの本数構成比は42%と、前年同月から12%ポイント減少した。
サイズ別の動向をみると、ミニバン・セダン向けの205/60/16が本数前年比10%減となり、多くの主要サイズに比べ減少率が緩やかだった。また、165/55/15は、このサイズを採用した軽自動車が拡大したこともあり同20%増と2桁の増加となった。
タイヤ全体の税抜き平均価格は前年同月から横ばいの9200円だった。