日本ゴムホース工業会がまとめた2018年1~12月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は3万8835tで前年同期比4・9%増、出荷金額は1445億4400万円で同3・9%増となった。
生産量全体の3分の2を占める自動車用は、国内自動車生産は前年並みとなったものの、輸出は米国に加え、中国やアセアンなどアジア向けも堅調に推移し、生産、金額とも増加した。さらに、高圧用は需要先の建機や工作機械向けの受注が好調に推移し、高圧ホースメーカーはフル生産の状況にある。その結果、ホース全体の数量・金額とも2年連続で前年実績を上回り、生産量はこの10年で過去最高となった。
品種別では、自動車用は生産量が2万4812tで同2・9%増、金額は1079億
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