ブリヂストンは2月21日、同社の発行した「サステナビリティレポート2017―2018」が、環境省等が主催する「第22回環境コミュニケーション大賞」の環境報告書部門で「優良賞」を受賞したと発表した。
「環境コミュニケーション大賞」とは、環境省と一般財団法人地球・人間環境フォーラムによる主催のもと、事業者等の環境コミュニケーションへの取り組み促進やその質の向上を図ることを目的に、優れた環境報告書等を表彰する制度。同社が受賞した環境報告書部門の「優良賞」は、一定水準以上の優れた報告書で、同業他社や同等の事業規模の事業者間で模範となる優良な報告書を表彰するもの。
同社は2017年3月に、グローバルCSR体系「Our Way to Serve」を制定し、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」という3つの重点領域や、その他責任ある企業として欠かせない基盤領域において、様々な取り組みを進めている。同サステナビリティレポートでは、「Our Way to Serve」の概要とともに、持続可能な社会の実現に向けて、同社グループが取り組むべき社会課題と、それに対するグローバルでの活動状況を説明している。「環境」については、2050年を見据えた環境長期目標を、その背景となる考え方とともに解説し、2020年を目標年とする中期目標に対する活動の進捗も掲載した。同社は、同賞の受賞はこれらの取り組みが総合的に評価されたものとしている。
同社グループは今後も、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていくとともに、その取り組みをステークホルダーに積極的に開示していく方針。なお、「サステナビリティレポート2018―2019」は今年6月の発行予定。