週刊ゴム株ランキング 豊田合成3週続伸、悪材料出尽くしで(2/25~3/1) 

2019年03月05日

ゴムタイムス社

 2月25日~3月1日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で20社が上昇、1社が横ばい、10社が下落した。3月1日のゴム平均は、前週末比7円32銭高の1886円16銭と続伸した。

 株価上昇率ランキングでは、1位が昭和ホールディングスで同15・79%高、2位がクリヤマホールディングスの同4・54%高、3位が櫻護謨の同4・17%高となった。

 主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同32円高の4448円と続伸、住友ゴム工業が同34円高の1429円と反発、横浜ゴムが同38円安の2237円と反落、TOYO TIREが同29円高の1391円と反発した。

 自動車用ゴムでは、豊田合成が同46円高の2513円と続伸した。豊田合成の19年3月期第3四半期業績(IFRS適用)は増収となったが、独禁法関連損失を計上し利益面はいずれも減益だった。ただ、市場では悪材料出尽くしという見方が広がり、同社株価は2月中旬より3週連続の続伸となっている。

 合成ゴムでは、JSRが同32円安の1831円と反落、日本ゼオンが同20円安の1139円と反落した。

 産業用ゴムでは、昭和ホールディングスが同9円高の66円と続伸した。

 その他では、ナンシンが同18円高の544円と反発した。

株価上昇率ランキング2019

 

 

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