2月25日~3月1日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はまちまちの展開となり、前週末比で20社が上昇、1社が横ばい、10社が下落した。3月1日のゴム平均は、前週末比7円32銭高の1886円16銭と続伸した。
株価上昇率ランキングでは、1位が昭和ホールディングスで同15・79%高、2位がクリヤマホールディングスの同4・54%高、3位が櫻護謨の同4・17%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同32円高の4448円と続伸、住友ゴム工業が同34円高の1429円と反発、横浜ゴムが同38円安の2237円と反落、TOYO TIREが同29円高の1391円と反発した。
自動車用ゴムでは、豊田合成が同46円高の2513円と続伸した。豊田合成の19年3月期第3四半期業績(IFRS適用)は増収となったが、独禁法関連損失を計上し利益面はいずれも減益だった。ただ、市場では悪材料出尽くしという見方が広がり、同社株価は2月中旬より3週連続の続伸となっている。
合成ゴムでは、JSRが同32円安の1831円と反落、日本ゼオンが同20円安の1139円と反落した。
産業用ゴムでは、昭和ホールディングスが同9円高の66円と続伸した。
その他では、ナンシンが同18円高の544円と反発した。
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