平泉洋行(東京都台東区、戸張傳二郎社長)は、エラストマービジネスユニット、H&K(エッチアンドケー)ビジネスユニット、機械ビジネスユニットの3セクションを柱に展開している。
中期3ヵ年経営計画の最終年にあたる前期(18年12月期)は、予算は若干届かなったが、各ユニットは堅調に推移し売上は全社として前年を上回った。
ユニット別に見ると、合成ゴムやゴム薬などを販売するエラストマーユニットは既存顧客の深耕に加え、新規顧客も獲得できて好調だった。
H&Kユニットは、接着剤や注型剤などポリウレタン樹脂を開発・製造するH&K製品が中国や台湾向け輸出で伸長した。
生産機や試験機などゴム関連機械を扱う機械ユニットは、日系企業の海外工場向けが堅調。生産機はゴム用押出機をメインに扱っているが、最近は新しい押出機の導入を検討するお客様だけでなく、新品購入よりも安価に機械の精度向上や自動化・省力化ができるとい