ゴム用機械特集 松田製作所 XJシリーズが好調推移 来期に向け新中計がスタート

2019年03月22日

ゴムタイムス社

 ゴム射出成形機のパイオニアである松田製作所(埼玉県久喜市、鈴木信吉社長)の19年3月期の需要動向は、上半期では主力の射出成形機「XJシリーズ」が低床型で作業効率の向上に貢献したとユーザーにから高い評価を得ており、とくに海外の東南アジアなどで好調に推移した。一方、国内も設備の増産計画により、XJシリーズが伸長している。

主力の射出成形機が好調

主力の射出成形機が好調

 そのほか、ゴム材料を脱気するベント式射出装置も新型機種の開発が終了し販売を開始。「既存で納入したお客様で高い評価をいただいている。ベント式は品質向上をはじめ、工程も短縮できるのが特長」(同社)とし、同機械の受注も堅調だという。

 国内外の販売比率では、国内が6割、海外が4割となる見込である。

 足元の動向については、引き続き上半期の好調さに支えられ、国内・海外ともに好調に推移し、生産能力の限界まで工場が稼働している状態だ。また下半期に入ると、ゴム射出成形機で培ってきた技術とノウハウを活かし、ユーザーの要望に合わせた特殊

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