5日付DVTによると、クムホタイヤ・ベトナムはこのほど、東南部ビンズオン省ベンカット郡第3ミーフオック工業団地にあるタイヤ生産工場の能力を増強するため、2012年に1億ドル(約78億円)を追加投資する計画を明らかにした。
これにより同工場の年産能力は現在の300万本から600万本まで引き上げられる見通し。
また同社は、工場の生産能力を引き上げるほかに、販売代理店の数を現在の13店舗から30店舗に増やし、流通網を拡大させる方針。
同社のソ・ハンチャン社長によると、今回の追加投資により、同工場への累計投資総額は3億ドル(約234億円)となる見込み。
なお、同社はベトナム工場を開設する際、将来的な年産能力を1300万本とするため、同工場向けに5億ドル(約390億円)の追加投資も視野に入れているとしていた。