横浜ゴムは3月8日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2月、手紙を通じて交流しながら子どもの成長を見守る「スポンサーシップ・プログラム」などを行う特定非営利活動法人「チャイルド・ファンド・ジャパン」へ活動支援金を寄付したと発表した。
同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は19万2000円となった。同団体への支援は2017年、2018年に続き3回目。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きし積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。横浜ゴムは同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
「チャイルド・ファンド・ジャパン」(理事長:長山信夫氏)は1975年に設立。アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長と家族、地域の自立を支援している。同社は寄付のほかに、2017年から本社、平塚製造所、三重工場、三島工場がフィリピンの子ども各1名との手紙の交換を行う「顔の見える支援」を続けている。