タイガースポリマー(大阪府豊中市、渡辺健太郎社長)の18年度のホース事業は、産業用や土木建築用など全般的に順調に推移し、増収の見込みとなった。
分野別では、産業用は半導体関係のダクトホースを中心に好調を維持してきた。ただ、下期に入り、米中貿易摩擦の影響から設備投資を先延ばししたり、控えたりする企業もあり、勢いにやや陰りが出始めているという。
土木建築用では、デリバリー・サクションホースは河川工事や災害復旧工事向けにモノが動き堅調だ。一方、家電用ではクリーナー用ホースは低調だったが、エアコン用ホースは順調に推移した。
現在、ホース事業では、地中電線管路「タイレックスシリーズ」や耐熱用ダクトの「タイフレキシリーズ」、耐圧・耐摩耗用の「タイパワーシリーズ」などに引き続き注力している。
タイレックスシリーズは長尺で曲げやすく、敷設工事