3月4~8日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はほぼ全面安の展開となり、前週末比で4社が上昇、1社が横ばい、26社が下落した。3月8日のゴム平均は、前週末比76円42銭安の1809円74銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位が朝日ラバーで同5・70%高、2位がクリヤマホールディングスの同4・02%高、3位がタイガースポリマーの同2・46%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同143円安の4305円と反落、住友ゴム工業が同128円安の1301円と反落、横浜ゴムが同201円安の2036円と続落、TOYO TIREが同127円安の1264円と反落した。
自動車用ゴムでは、朝日ラバーが同43円高の797円と続伸した。同社が2月初旬に発表した19年3月期第3四半期業績は増収増益となったが、ものづくり構築による先行投資の実施の影響などで、通期業績は利益面を下方修正した。これにより株価は一時落ち込んだが、ここにきて戻りつつある。
合成ゴムでは、JSRが同102円安の1729円と続落、日本ゼオンが同59円安の1080円と続落した。
産業用ゴムでは、クリヤマHDが同37円高の958円と続伸した。
その他では、相模ゴム工業が同43円高の1875円と続伸した。
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