カネカは3月8日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人 2019 ホワイト 500」に認定されたと発表した。
同制度は、保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を「健康経営優良法人」として認定する制度。
同社は、保有する多様な技術や事業を組み合わせ、「健康」に関わる製品やシステムをソリューションとして提供することを重要な経営施策の一つとして掲げている。
また、事業活動として経済価値の追求と社会からの要望に正面から取り組むことで、社会価値の実現にも貢献し、二つの価値を両立することが健康な会社として顧客の信頼を得られる事と考えているとし、事業で得られたものを新しい事業への研究開発や資源投入に活用することで健全な新陳代謝を生み、それを原動力として成長していく会社を目指している。
加えて、2018年にESG憲章を制定し「全員が健康で働きがいを感じ、能力を最大限発揮できる企業風土づくり」「健全かつ安全な職場環境づくり」に取り組むことを宣言している。社員の心身の健康だけでなく、物事の考え方や取り組む姿勢が健全であるという意味を込め、これらの活動を合わせ広義の「健康経営」として考え、順次実践していく方針。
「カネカは世界を健康にする。」という方針に基づいて、今後も社員が一丸となってポジティブ、アクティブに活躍する健康な職場・進化し続けるワークカルチャーの共創の実現に取り組んでいく。