「第17回国際オートアフターマーケットEXPO (IAAE) 2019」が3月13~15日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。同展示会は、自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめ自動車を取り巻く環境・インフラなど様々な自動車アフターマーケットに関する最新情報、業界動向を、セミナー・実演・展示などにより情報発信をし、有意義なビジネス交流の場を創出することを目的としている。ゴム関連企業は市販部品コーナーで、製品の紹介や適切な部品交換の提案などを行った。
◆バンドー化学
新製品の「リブエース・エコCL仕様」と「オバーライニング オルタネータ デカプラ(OAD)」を紹介した。
リブエース・エコCL仕様は、冷凍・冷蔵車用ベルトで同社独自の配合リブゴムの背面に帆布を接着することで縦割れの防止や耐摩耗性を向上させたもの。拡大している低温物流市場のニーズに応えた製品となっている。
OADは、ワンウェイクラッチを内蔵することで、ベルトに作用する張力変動の低減やベルトのスリップ音の防止を図った補機のプーリで、ラインナップを順次拡大する予定。
◆三ツ星ベルト
同社ブースでは、ベルト交換促進のポスターなどをPRし、現在のベルトはひび割れが発生しにくいため、目視ではなく3万5000㎞という距離をベルト交換の目安とするよう提案していた。
加えて固定2軸プーリーに対応するストレッチベルト「スターフィット」を展示した。
スターフィットは、常温では伸縮性をもつため固定プーリに取り付けが可能。