医療機器の設計・製造に関するアジア最大の展示会「Medtec・Japan2019」が3月18~20日、東京・有明のビッグサイトで開催され、ゴム関連企業も多数出展した。
◆浪華ゴム工業/ニッタ
浪華ゴム工業とニッタは共同でブースを出展した。 ブースでは、各種医療用ゴム栓、食品用ゴム、医療用プラスチック医療用品、氷のう、湯たんぽなどの各種医療用品などを展示した。
ニッタの医療現場での衛生管理ツール「ルミノメータ」は、湿式綿棒でふき取り作業が容易で、15秒で結果が確認でき、バックグラウンド0で正確な測定ができるのが特徴。残留タンパク検出試薬と共に実機を展示し、使用方法などの説明を行った。
◆ホッティーポリマー
今春の上市を目指す開発品であるHPフィラメント(スーパーフレキシブルタイプ)専用のFDM方式3Dプリンターを中心に展示した。
このプリンターはFDM方式で軟質の形状が作れコスト面も優れていることから、今後需要が拡大すると同社が期待を寄せる製品。
このほか、造形機が入手しやすくなりネット販売でも好評となっているHPフィラメント(PEEKタイプ)と、PEEK製3Dプリンター成形品受託加工も来場者に提案。ブースでは様々な作製サンプルを紹介した。
◆不二ラテックス
合成ゴムなどを用いたメディカル製品を中心に展示を行った。
ブースではメディカル製品を天然ゴム、合成ゴム、ポリウ