耐切創手袋新製品7種 ショーワグローブから発売

2019年03月20日

ゴムタイムス社

 ショーワグローブは3月18日、働く手の安心と安全を守る耐切創手袋「デュラコイルシリーズ」として、7種の耐切創手袋を3月に発売したと発表した。

 同社独自の繊維技術であるデュラコイルテクノロジーは、グラスファイバーとハイマルチフィラメントを軸とした「デュラコイル」に、その他さまざまな種類の繊維を組み合わせ、耐切創強度と肌ざわりの良さ、高い作業性を実現している。さらにハイマルチフィラメントを用いたカバーリング技術を開発し、風合いを高めている。

 強靭で作業性の良いファイバー技術に、様々な樹脂のコーティング技術を組み合わせた同シリーズは、より多くのユーザーの要望に対応できるよう、シリーズとして7種類の製品ラインナップを用意した。

 同シリーズは、ガラス・建材関連業、土木建築関連業、機械工業、自動車関連業、運輸・物流業、清掃・サービス業、食品関連業、石油・化学関連業、農業、水産・漁業など様々な産業ユーザーに使用を勧められている。

 同製品はEN388:2016規格で耐切創レベルはX/C。グラスファイバー糸を組み合わせた独自の繊維「デュラコイル」と高強度ポリエチレン糸を採用。独自の繊維技術デュラコイルテクノロジーにより、耐切創性と肌触りの良さ、高い作業性を実現している。また、繊維部分は編み目が細かく縫い合わせのない、独自の13ゲージ・シームレス編み手袋で、洗濯により繰り返し使用が可能。裾部分は、ほつれを防ぐオーバーロック加工を施している。希望小売価格はオープン。ケース入数は60双(10双×6袋)。

 ラインナップは、発泡ポリウレタンを手のひらにコーティングしているため、高いスベリ止め効果を発揮し、通気性にも優れた『デュラコイル546』(現製品名:No.546ケミスターGパーム)、『デュラコイル546W』、コーティングのないタイプのため、1枚での使用はもちろん、ディスポーザブル手袋などのインナーとしても使用可能な『デュラコイル546X』、天然ゴムを薄くコーティングすることによりやわらかいフィット感を実現し、特殊スベリ止め加工により、高いスベリ止め効果を発揮する『デュラコイル346』、油や摩耗に強いニトリルゴムをコーティングし、手のひらコートタイプ、こぶしまでコーティングしたナックルコートタイプ、手首までコーティングしたフルコートタイプから選べる『デュラコイル386』、『デュラコイル576』、『デュラコイル577』。

デュラコイル

デュラコイル

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