GfKジャパンは3月22日、2019年2月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、2月の販売本数は前年同月比5%増、販売金額も同4%増となり、いずれも前月の減少から増加に転じた。
特に夏タイヤは同8%増と成長を牽引した。一方冬タイヤの販売は引き続き前年を下回り、タイヤ全体に占める冬タイヤの本数構成比は22%と前月の同42%から急速に縮小した。
サイズ別の販売動向をみると、軽自動車向けの155/65/14が本数前年比17%増、165/55/15では同18%増とそれぞれ好調であった。同サイズを採用した軽自動車が増加傾向にあることも背景にあるとみられる。
タイヤ全体の税抜き平均価格は前年同月から横ばいの8800円だった。