住友ゴム工業は3月22日、今年で12年目を迎える「ダンロップ全国タイヤ安全点検」を4月6日に全国47都道府県の47会場で実施すると発表した。
「ダンロップ全国タイヤ安全点検」は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧、残溝、タイヤ表面の損傷などの点検を行う活動。会場ではタイヤ安全点検の重要性を記載したクリアファイルを配布するなど、ドライバーに定期的なタイヤの点検、整備の必要性も訴求する。また安全点検を受けた人には、日常的なタイヤ点検を意識づけるメッセージがパッケージに記されたマスク、子供には夜道でライト等に反射して光り、交通事故防止につながるオリジナルリフレクターを配布する。
今回で21回目の実施となるこの安全啓発活動は、2008年から全国47都道府県の道の駅やショッピングセンターなどで年2回実施しており、点検台数は延べ10万台を超えた。しかし毎回3割程の車のタイヤに空気圧の過不足が見つかっている。ダンロップの新たなブランドメッセージ「事故のない毎日をつくりたい。」のもと、同社は引き続きタイヤ点検の重要性を呼び掛け、より安全な自動車社会の実現を目指していくとしている。